• 顧客満足度

    自動車保険の顧客満足度にさいて、調査・コンサルティングの国際的専門機関である(株)J.D.パワーアジア・パシフィックが2010年日本自動車保険顧客満足度調査の結果を発表しました。この調査は今年で7回目になり、自動車保険(任意保険)の契約者を対象として2010年5月に実施し、14,909人からアンケートをまとめたものです。 また、調査では自動車保険会社を「代理店系」と「ダイレクト系」の2部門にわけてそれぞれのランキングを発表しています。

    代理店系AIU、ダイレクト系ソニー損保が2年連続で第1位の満足度

    代理店系の部門では、AIUが総合満足度ランキングで2年連続で第1位になりました。「価格」を以外の4つの評価項目でトップ評価を獲得し、総合満足度は627ptでした。第2位はニッセイ同和損保(604pt)、第3位は日新火災(602pt)でそれぞれ高い満足度ポイントを獲得しました。 ダイレクト系部門でも昨年に引き続きソニー損保が総合満足度ランキング第1位(632pt)になりました。第2位はチューリッヒ(626pt)、第3位は三井ダイレクト(620pt)でした。 この調査からユーザーは商品・サービス・手続きといったことを重要視していました。しかし、両部門第1位の保険会社であっても「価格」の評価項目ではトップ評価を獲得できていません。それだけ、ユーザーは価格に対してシビアな考えをもっていると言えると思います。